今回は面白いmayaの隠しノード(?)を見つけたのでご紹介します。
サスペンションのバネは現在、記事作成中です。
まぁそのうち書きます・・・
タイトルの通りmayaの隠しノードとはmembrane nodeのことです。
mayaの隠しノードは私の知っている限りいくつかあります。
例えばimplicit nodeです。
これは形のあるnullのようなもので3つの形状があり
更に形状を変更するアトリビュートがあります。
maya2013以降であればノードエディタで簡単に作れますが
それ以前ならMELで
//球体
createNode implicitSphere;
//立方体
createNode implicitBox;
//円錐
createNode implicitCone;
とそれぞれ作ることができます。
まぁ使い道があるのかは知りませんが。
さて、本題のmembrane nodeですが直訳で『皮膜』という意味だそうです。
mesh同士のコリジョンや、布っぽい動きを非シュミレーション、
リアルタイムで動かすことが出来ます。
まぁイメージしにくいと思いますので実際に作ってみましょう。
まずは、どんな形でも構いませんがメッシュの細かなオブジェクトを用意します。
次にそのオブジェクトを選択し
createMembrane;
とMELを実行します。
すると勝手にmembraneノードがコネクションされたり
meshがコネクションされたりします。
この状態でアトリビュートを弄っても面白いのですが
他のオブジェクトとコリジョン(衝突)させてみましょう。
先ほどのオブジェクトは置いといて
コリジョンさせたいオブジェクトを新しく作ります。
先ほどのオブジェクトと新しく作ったオブジェクトを選択し
ハイパーシェードでコネクションを見てみます。
このようにシェイプが表示されると思います。
これをコリジョンさせたいオブジェクトのシェイプノードからmembrane1へ
中ボタンドラッグで引っ張り、その他を選択しコネクションエディタを開きます。
そしてこのようにworldMeshとcollideMeshをコネクションします。
これで完成です!
あとはお好みでアトリビュートを弄ってみてください。
するとこんな感じで動かしながらリアルタイムで
コリジョンができたと思います。
単純に乱気流や風圧を弄ってワイヤーフレームをレンダリングして
モーショングラフィックスとかも作れそうですね。
まぁ色々使い道はありそうですが、法線の反転等
弄っているとmeshが崩壊してしまうことも・・・
少々、脆弱性が気になるところが隠されている所以なのでしょうか・・・
まぁ一度、試してみる価値アリです!!
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